考え続けるためにフォーカスしなければいけないたったひとつのこと
こんにちは、ゆうびんやです。ひさしぶりにブログっぽいタイトルを付けた気がします。
先日倉下さんとTak.さんを招いて開催したRe:visionトークイベントのテーマは「考えるきっかけを作るには、考えを続けていくには(仮)」でした。
さて、この記事では倉下さんにお話ししていただいた「考えを続けるコツ」をもとに、考えを続けるためのポイントを自分なりに考えてみたいと思います。
先に結論を書くと、考えを続けるポイントは考えるきっかけにフォーカスすることではないかなと考えています。
ちなみに、ここでの「考えを続ける」はなにか特定のテーマについてある程度の期間にわたって考え続け、深めていくイメージです。
まず考えを続けるコツを実践する前段階として「放っておいても自分が考えてしまうこと」についてコツを実践することが望ましいというお話でした。
しかし、放っておいても考えてしまうことが見つかっていない場合、あるいは考えてしまうことを変えてみたい場合にはどうすればいいのでしょうか?
そのためにはまず考えるきっかけを作ることが重要です。
子供は好奇心旺盛にいろいろ手を出していきます。
本を読んでいたと思ったら、歌を歌い始め、そこからおままごとに移行し、縄跳びをやりたいと外に出たがった次の瞬間には折り紙を折っています。
好奇心のままに新しいテリトリーへ移ります。先日の記事でも書いたように、新しいテリトリーに移り変わるときに考えるきっかけが生まれます。
(関連記事:なぜ独学同好会でRe:visionトークイベントをやるのか?)
そのたびに考えるきっかけを持つことができるのでしょう。子供は考えるきっかけをたくさん持っています。
そして、たくさんの考えるきっかけの中から、自分が何回も考えてしまうことについて自然と見つけることができるのではないでしょうか。
それは大人でも変わらないはずです。
また、考えてしまうことを変えてみたい場合でも考えるきっかけを持つことが大事でしょう。
最近では学んだことを意識的に捨て去る、習慣を捨て去るという意味で「アンラーン」という言葉がつかわれるのをよく目にします。
考えるきっかけは、自分は間違っているかもという揺さぶりにもなります。それはアンラーンのきっかけともなるでしょう。
では考え続けていく、深めていくためにはどうすればいいでしょうか。
倉下さんが挙げたのは以下の3つのコツです。
情報を仕入れること
実践してみること
文章で残しておくこと
情報を仕入れること、実践してみること、これは前述したように新しいテリトリーへ移り、考えるきっかけを作ります。
そして3つ目の「文章で残しておくこと」、文章を書くことは考えることでもあります。現に今書いている記事は書く前には考えていなかったことが盛り込まれています。
そして文章で残しておけば、読み返すことができます。読み返すことは考えるきっかけを作ります。
文章を書くことは考えることでもあり、考えるきっかけを作ることでもあります。文章にすることで考えが進み、その文章は将来考える種となります。
考えを続けるコツに共通するのは、考えるきっかけ作ることです。つまり考えるきっかけをたくさん作ること、それが考え続けるコツでもあるのではないでしょうか。
そこでもう一度出会えるようにすることが重要になります。
トークイベントの中でも出ましたが、私たちにはどうしてもモチベーションの波や、興味の移り変わりがあります。
しかし、考えたことを完全に忘れてしまっては考えを続けることはできません。ですが、ずっと同じテーマについて考えを続けていくのはとても難しいものです。
だからこそ、もう一度考えるきっかけを作ることが必要です。
文章を書くことはもう一度考えるきっかけを作ります。
デイリータスクリストに今日やることを書くのも、今日やることについてもう一度考える(行動する)きっかけを仕込んでいるのです。
考えるきっかけをたくさん持つこと。そして考えるきっかけにもう一度出会えるようにすること。
これが考えを続けるコツなのだと思います。考えを続けようとするのではなく、考えるきっかけにフォーカスすることがポイントなのです。
考える方法、技術は様々ありますが、まずは考えるきっかけをたくさん作ることが必要なのではないでしょうか。
自分の書いたメモを読み返す
興味あるテーマについて本を読む
思いついたアイディアを実践してみる
このような考えるきっかけを少しずつでも日々に組み込むこと、その積み重ねが全く違った景色をいつの間にか作るはずです。
考えるきっかけになるような記事をこれからも書いていきたいと思います。
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