週次レビューをAIと分担することで、やる直前まで連れて行ってもらえる
半年続いて、「なんとなく覚えた名前」も深掘りできた
今回は、週次の振り返りをAIと分担して続けられるようになったことと、そのときに効いている仕組みについて紹介したいと思います。
毎日の記録と、週次Reviewがうまく繋げられるようになってきていますね。
週次Reviewが続くようになった背景
今までは基本的に昨日のことを振り返るだけでした。一週間まとめて見直すのは、なかなか重かったのです。
自分だけで週次Reviewをする場合、まず一週間分の記録を上から読み直す、というタスクが出てきます。
毎週やるには重すぎる、というのが正直なところです。
ところが最近は週次Reviewも続くようになってきました。一応半年続いているので、続いていると言っていいと思います。
そのなかでいちばん効いているのは、AIといっしょにやることによって負荷が少なくなってきたことでしょう。
人間とAIの分担
もちろんAIに全部任せているわけではありません。だいたい次のような流れです。
平日(人間):記録を書きながら、あとで見返したいところに絵文字(💡、🤔、⛏、🌀など)を付ける
週末(人間):その週の Weekly Note に本文を追記する
AI:絵文字やリンク付きの行を拾い、
Reviewフォルダに整理ファイルを作るAI:Weekly Note に加え、サイト用の日記も読み、先週の3大トピックなどをまとめる
人間:出てきた整理を読み、深掘りの質問に答える/書く/載せるか決める
AI:読了した本の書籍ページのひな型を、サイト用の下書きとして作る
集約と再配置はAI、意味づけと取捨選択は自分、という分担です。
以前の記事で書いた「渡り鳥システム」——Roam Research と Cursor を行き来する——なかで、週次Reviewは Roam Research側からCursor 側へ渡るタイミングの一つです。
そして絵文字たちは、沢山の記録の中から浮かび上がらせる一つのフックとなっています。
AIであれば絵文字などをフックにして、💡、🤔、🖼️などがついている行をピックアップし、週次Review用のファイルに書き出して、と頼めば、あっという間に終わります。
他にもいろいろフックを仕込んでいます。
🌀 自動化の自動化
独学同好会の参加者に紹介してもらった情報をきっかけに、🌀を「自動化や改善のアイデアが浮かんだ行」につけるようにしました。
たとえば3月のある日、『暇と退屈の倫理学』を読んでいて、Roam Researchのメモにハイライトを入れたのですが、その色が気に入りませんでした。
- ^^暇の中でいかに生きるべきか、退屈にどう向き合うべきかという問い^^
- 🌀このハイライトの色を変えたい大きな自動化の話ではありませんが、🌀 を付けておけば、週次Reviewのときに拾ってもらえます。
週次Reviewのとき、AIはこの行を拾い、Roam CSSの変換で対応できることを提案してくれたので、そのまま採用して修正しました。
絵文字を入れておくだけで、提案まで進んでくれるのが良い感じです。
⛏ 深掘りのきっかけ
⛏️は、「ここを知識として深めたい」とマークした行です。たとえば4月末、博物館に行ったときのメモです。
- 👟博物館
- 南アフリカ、マヌリカ事件⛏️展示を見て「なんとなく覚えた名前」だけを書いた行です。
週次Reviewの整理ファイルでは、この行を ⛏ 区画に拾い、マリカナ鉱山事件として、その情報を簡単にその場で確認できました。そのあと、事件についてすこし検索などを書けた記憶があります。
サイトへのドラフト
読み終わった本などは、いま 夜ふかし郵便局(仮) という自分のサイトに載せています。こちらの記事でも書いたように、ニュースレターにするほどでもない考えの置き場として、サイトは機能し始めています。
以下のようなページですね。
このページのひな型を週次Reviewのタイミングで、読了した本について書籍情報まとめのひな形を作ってくれます。
感想をいきなり長文にまとめなくても、「ページがある」だけで、あとから一言感想や関連記事を足していける。
書くハードルが一段下がるのが、自分にとってはけっこう大きい効果です。
試すとしたら
記録やメモをする習慣さえあれば、あとは絵文字を2〜3種類決めて、週に1回「その行だけ拾って」と頼むだけでなんとかなります。
自分が何をピックアップしたいかを考えてみて、フックを作ってみると良いでしょう。
週次Reviewは、完璧な要約を作る作業ではなく、一週間分の自分の思考に、もう一度会いにいく作業です。
AI はその「会いに行く」道のりの、重い荷物を持ってくれるパートナーとなってくれます。
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以下は有料の方向けに、私が今使っている週次Reviewプロンプトを紹介します。


