Feb 24, 2021

第1回(前半)「アウトライナーは文章を書いて考えるツール」(Tak.さん)

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独学ラジオは学習、読書、セルフマネジメントなどなど様々なトピックについてお話をする番組です。 リスナーの学びをエンカレッジする番組を目指しています。
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独学ラジオ第一回はTak.さんをお招きして、アウトライナーについてお話をお聞きしました。

▼Tak.さん プロフィール

アウトライナーのエバンジェリスト。物書き、セルフパブリッシャー。インタビュー、編集・構成、英日翻訳。

ブログ:Word Piece
Twitter:https://twitter.com/takwordpiece
著書:『アウトライン・プロセッシング入門』『アウトライン・プロセッシングLIFE』など

再生画面右下の「Listen in podcast app」から、お好きなポッドキャストアプリで聞くことができます。

内容メモは以下をご覧ください。

独学ラジオを楽しんでいただければ幸いです。


内容メモ

  • アウトライナーにハマったきっかけ

    • 文章を書くのが苦手だけど好き。書くのはできるが制御ができない。

    • 演劇の脚本

    • ワープロの専用機、富士通のOASYS、親指シフトの元祖にアウトライナー機能があった。

    • 奥出直人さんの『思考のエンジン』、『物書きがコンピュータに出会うとき』の二冊ではまった

      • 使い方というより思想が書いてあって、文章も魅力的だった

    • そこからOASISを使い始めたけど、アウトライナー機能が貧弱で使えなかった。限界が1万字。

  • アウトライナーの使い方の変遷

    • 固定したアウトラインに沿ってやる、よく言われている使い方をして失敗

    • トップダウンでの執筆法

    • ボトムアップだとそこそこうまくいくけど、文字量が多くなると破綻

    • 経験と試行錯誤を重ねていって、トップダウンとボトムアップを混ぜないで、交互にやるように意識するとうまくいくようになった(シェイク)

    • シェイクはアウトライナーでなくても理論上可能だが、手間を考えるとアウトライナーしかできないと思う

  • Tak.さんにとってのアウトライナーの[定義]

    • 機能的な定義

      • ①アウトラインを表示

      • ②アウトラインを折りたたむ

      • ③アウトラインを入れ替えられる

      • たとえばEvernoteはアウトライン表示はできるが、折りたたみができない。

  • Tak.さんにとって「アウトラインの形を使って文章を書いて考えるツール」

    • 文章を書いて考えるために、アウトライナーの機能を利用する。

      • 本を書いている中で言語化できた

      • 何かを理解するために本を書くというのは本当にそうだと思う

    • 文章の形で書くというのがTak.さんにとってのポイント

    • キーワードのみで考えるんだったら、カードなどの空間配置をもっと活用できるものの方が有効

      • 配置に意味を持たせやすい。

      • 対照関係にあるものを反対に置くなど

      • 配置に意味があるからキーワードでも大丈夫。

      • アウトライナーでは位置関係が制限されるため、結局分類するだけなどになってしまいがち。整理が単純になってしまう。

        • 段差は包含関係、上下はリニア

      • 文章は接続詞などで論理関係、矢印を持つので、キーワードよりも多彩な意味を持てる。

      • 文章であることと、それを動かせることがアウトライナーは力を持つ

      • 文章はそれぞれ矢印、ベクトルを持つ。反対同士のベクトルをぶつけたり、あるいは並べておいて、一段上の表現や複雑な表現を作ったりできる。

      • 知的生産において「自分の言葉で書く」ということは、キーワードではなく自分なりの定義、自分なりの矢印を持たせるということかも

    • アウトライナーが合う人合わない人

      • まず必要ない人がいる。頭から順番に書いていって、最後までいったら完成してしまうような人

      • 視覚を重視する人。アウトライナーのバレットとか段差があると文章を書いている気にならない。出来上がりの形で書きたい。

      • アウトライナーとしてのword

        • アウトラインモードと文書のモード

        • 文書のモードでないと読んだ気がしない

        • 読者は完成形を目にする

        • wordはモードを切り替えられるのが素晴らしい