英単語学習におすすめの無料ゲーム「Wordle」
勉強はできなくてもゲームはできてしまう、それが人間の性(さが)です。ならば、その性質を利用して勉強するのは悪いことではないでしょう。
小さい子がしりとりで語彙を学習するようなものです。
今回は英単語を暗記するのではなく、楽しく英単語で遊びながら英語を学ぶ一つの方法を紹介します。
それが人気のゲーム「Wordle」です。
Twitterでこんなテトリスみたいなツイートが流れていったことはないでしょうか。
これはWordleの結果です。
では、そもそもWordleとはどんなゲームなのか?
このWordleは簡単に言えば文字当てゲームです。ボードゲームが好きなら潜水艦ゲームをやったこともあるでしょう。そのイメージに近いかもしれません。
どんな英単語が隠されているのか6回の入力チャンスのうちで当てるのです。
こちらが最初の画面です。
英単語は必ず5文字です。入力するとアルファベットとその位置があっていれば緑、アルファベットは合っていても位置があっていない場合は黄色、使われていないアルファベットは黒で表示されます。
たとえばPROVEと入力します。ちなみにでたらめな文字列は受け付けてくれません。きちんとした英単語を入力する必要があります。
Enterを押すと、色が変わります
PRは黒、OVEは緑でした。
つまり隠されている英単語の中にOVEは入っており、位置もあっているということです。つまり隠されている英単語は「○○OVE」ですね。
さらに入力を重ねていった結果がこちらです。
「S○OVE」まで絞れました。黄色いEは、Eは5文字目なのに2文字目に入力しているので、黄色に表示されます。
余談ですが、候補の英単語を絞っていくためには、すでに検証が終わっているアルファベットをいかに使わないか、同じアルファベットをひとつの英単語の中で繰り返し使わないかが大事だったりします
3行目のSHALLはLが重なっているのでベストの英単語ではないですね。
最終的に以下の英単語が答えでした。
実際にやってみると時間を忘れてやってしまいそうになりますが、一日一回だけと決まっているので時間泥棒にならなくて良いですね。
そしてやっぱり英単語の勉強にもなります。自分の覚えている英単語を総動員しますし、新しい英単語にも出会えます。
また、頭を振り絞ってたどり着いた正解の英単語にはちょっと思い入れができます。
私たちは価値を感じるものを覚えます。無駄なものは覚えません。だからこそWordleで役立った英単語、答えだった英単語は覚えやすくなります。
何かを暗記するときに単語帳を使って何度も繰り返して覚えるのも、繰り返し出会うものは大事であると感じる人間の性質をハックしているとも言えますね。
昨日答えだった英単語を今日使ってみるというのも勉強としては有効です。
まぁそんな難しく考えずに、ゲームとして楽しむのが良いかもしれません。
というわけで、ぜひ一度やってみてはいかがでしょうか。無料で遊べます。
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もちろん英単語の間のつながりを実感するのも英語には大事ですね