結局Obsidianは使わずCursorへ
別に双方向リンクは必須ではないのかもしれない
Roam Researchを5年間使用してきましたが、環境の変化に伴い知的生産ツールを見直し中です。
前回記事で書いたようにこれまでRoam Researchだけで済ませてきた、記録・メモ・アイディアの蓄積 とアウトプットを、Roam Research内では蓄積のみにし、アウトプットに関しては別ツールを使ってみようと考えています。
このRoam Researchに残した記録やメモ、アイディアを扱うツールとしてObsidianとCursorを候補にしていました。
Obsidianは、ローカルのMarkdownファイルをベースにノート同士を双方向リンク1でつなげていけるツールです。
Cursorは、双方向リンクなどの機能はありませんが、ローカルのMarkdownファイルなどをベースにして、AIと対話しながら文章を書いたり、コードを書いたりできるツールです。
最初はRoam Researchで記録をし、選別したものをObsidianへ持っていき、その中で熟成させたものをCursorを使ってアウトプットする形で考えていましたが、早々にObsidianとCursorの使い分けに意味をあまり感じなくなり、結局Roam Research(記録) → Cursor(熟成、アウトプット)のような形になっています。
ObsidianもRoam Researchの大きな特徴が双方向リンクなわけです。ノート間の双方向リンクを使うことで、アイディアが出たりすることもあります。
しかし、結局Obsidianを使わずにアイディアの熟成やアウトプットへ向かっています。
そもそも双方向リンクにより、アイディアや考えが進むのはなぜなのでしょうか。
そこを考え直してみると私にとって双方向リンクは後々また出会うための一手段なのかもしれません。Roam Researchでリンクを作ろうとすれば、ノートの検索ができます。思いがけないノート間のリンクが目に入ることもあります。
逆に言えば、後々に出会う手段さえあれば、双方向リンクは必要ない可能性もあります。
Cursorには双方向リンクをObsidianのように簡単に作ることができません。しかし、そのCursorにおいて、AIでの支援による出会い直しができるのであれば、それも必要ありません。
たとえば最近毎週末、Roam Researchから一週間分の記録をCursorに移す際、以下のようなプロンプトを使っています。
- ファイル: 作成した週のDaily Noteファイル
- 検索対象の絵文字: 💡、🔷、🪨、🤔、🧊
- これらの絵文字が含まれる行をすべて検索して結果を表示する。行番号が大きいものから順に表示し、検索結果の前後一行を表示すること。
これにより、一週間で出てきたアイディアや疑問が自動的に整理されて表示されます。出会い直すことができます。
しかし、次に持ち上がる課題として、これらの出会い直したものたちをどうするかです。
『「棚上げ」学習法』の中の例で言えば「投げ込む」先が必要になります。
例えば、私が本や記事を書く際には、Roam Researchに書き残した記録の中から使えそうなものを原稿の中に入れていました。
ですから、次はこのRoam ResearchとCursorを経た「その先」を整備する必要がありそうです。
イメージとしてはRoam Research、Cursorをハブの駅として、終着駅をどこに設定するかというイメージでしょうか(上の画像の中にも少し関連したメモがありますね)。
とりあえず、それはまた次回にしたいと思います。
ではでは。
双方向リンクとは、ノートAからノートBにリンクを張ると、自動的にノートBにもノートAからリンクされる機能です。どちらからでも相手を見つけられる仕組みです。


