ブログから数えるとこうした記事をかれこれ8年ほど書き続けていることになります。
過去の記事を読み返してみると、何回も同じようなことを書いているなと感じます。
似たようなことを何回も書くなんて意味がないような気もしますが、実際に何かを習得するときには繰り返しが必要です。
何かを描こうとするとき、プロの絵描きだって何回も練習します。
文章という表現だって同じだと思うのです。
何回も同じようなことを書く必要があるのではないでしょうか。
たとえば絵画では似たようなテーマで連作するをすることで、そこに大きなテーマが浮かび上がることがあります。
たとえば、モネの積みわらですね。
あるいは彫刻のように自分という素材から何かを削り出すためには、繰り返しハンマーやチゼルを使う必要があると言ってもいいでしょう。
頭の中で同じようなことをもし何度も考えているなぁと、特に数週間とか数か月とか期間を開けて考えているようなことがあれば、ぜひ書いてみてほしいと思います。
それはきっと自分がひきつけられる何かです。重力のようなものが働いているのでしょう。
書くことによって、自分がひきつけられている何かが見つかることがあるはずです。
そのためには繰り返す必要があり、繰り返すためには習慣がキーとなります。日記を書くことなどは習慣にしやすいひとつの手法といえるでしょう。
もし、ご興味あれば『世界は「日記」でできている』も読んでみてくださいね。
ここからは有料の方向けに、もうすこし繰り返し書くということについて考えを深めたいと思います。