10月1日(土)に「考えるについて考えるトークイベント」をやります。
事前質問も募集していますので、ゲストの方にお聞きしたい質問をぜひご記入ください。
さて、前回の告知記事の中で、考えるとは「まだ分かっていない」ものを対象とすると書きました。
つまり、分からないを分かるにしようとすること、それが「考える」なのかもしれません。
しかし、ここで注意しなければいけないのが、分かったについての明確な指標はないということです。
「分かった!」と思ったとしても、それは誰にとっても同じものではありません。
Aさんにとっての「分かった!」とBさんにとっての「分かった!」は同じではないのです。
なぜなら「分かった!」というのは感情の一種だからです。
一種の快楽といってもいいでしょう。
だからこそ短い時間で「分からせてくれる」コンテンツは人気があります。しかも「分かった!」瞬間、考えるは終わりを迎えてしまいます。
もちろん「分かった!」あとにまた次の分からないが出てきたり、「分かった!」ことが自分が持っている知識とつながったりと、どんどん考えが進むこともあります。
そんなときは「疲れた」という感情で考えることは終わりを迎えるでしょう。
どちらにせよ「考える」という感情とは縁遠そうな行為は、実は感情に大きく左右される行為と言えそうです。
ひとまず言えそうなことは、考えることを日々続けていくためには「わかった!」を疑う必要があるのかもしれません。
考えることについて考えるトークイベントは明日10月1日(土)です。明日の朝、イベントへのリンクを配信しますので、アドレスご登録いただければ幸いです。
ご参加お待ちしてます!
▼詳細