独学クイズ第3回、今回は『砂糖の世界史』から3問出題しています。ではどうぞー
クイズ①
砂糖には、一般に五種類の用法がありました。たとえば薬品、香料、甘味料、保存料です。あとひとつはなんでしょう?
選択肢:
装飾品
清掃用品
燃料
建築材料
クイズ②
イギリスは1765年に植民地に印紙税を書ける「印紙法」を可決し、それに反発した植民地の人々はイギリスからの輸入品をボイコットしました。さて、この「ボイコット」の語源は何と言われているでしょうか?
選択肢:
「ボイコット」は、アイルランドで土地管理人を務めていたチャールズ・ボイコット氏に由来する
英語の「ボイコット」は、古英語の「boycottian」から派生した
「ボイコット」は、フランス語の「boycotter」に由来し、「抑制する」という意味
「ボイコット」は、19世紀の劇「ボイコット少年」の主人公から名付けられた
クイズ③
ヨーロッパの国が砂糖を手に入れるには、さとうきびを大量に作れる気候の植民地が当時は必要でした。そうした植民地を持たないヨーロッパ地域の国は、さとうきび以外のどんなもので砂糖を作ろうとしたでしょう。
トウモロコシから作られた砂糖
メープルシロップから作られた砂糖
ビートから作られた砂糖
エンドウ豆から作られた砂糖
クイズ①
答えは1の装飾品です。ウェディングケーキなどを想像すると分かりやすいですね。砂糖はもともとは貴重品だったので、そうした貴重品を装飾品として使えることは権威の象徴となりました。
クイズ②
答えは1です。イギリス人地主のボイコット氏が小作人に厳しかったために小作人が組織的に一切の取引を拒否したことからしたことから、そうした行動が「ボイコット」と呼ばれるようになりました。
クイズ③
答えは3です。ビートはテンサイ(糖大根)とも呼ばれ、現代でも重要な砂糖の供給源の一つとなっています。